ブロッコリースプラウトエキスに花粉症抑制効果
2010年4月2日、食品メーカー「カゴメ」は東京理科大学との共同研究で、ブロッコリースプラウト（ＢＳ）から熱水で抽出したエキスに花粉症を抑制する効果があることを動物実験で確認したと日本薬学会で発表しました。
マウスに花粉の抽出物を投与することで炎症を誘導。このマウスがＢＳエキスを混ぜた飼料を摂取すると、好酸球やアレルギー状態の時に過剰に分泌される抗体ＩｇＥが抑制されることが明らかになり、花粉症を抑制する効果が示唆されたとのこと。
花粉症患者は年々、増加しており、日本人の4人に1人以上が花粉症患者だと言われています。
［平成22年4月2日・ロイター通信より一部引用］
ブロッコリースプラウトエキスって、ブロッコリーから抽出されたもの？
いずれにしても花粉症などのアレルギー症状は“生活習慣病”です。
最近は花粉症抑制効果が期待できる成分、食品などが発見され、その都度話題になりますが、そもそも出てしまった症状を抑える対処療法をしても、一生、花粉症などのアレルギーと付き合っていかなくてはなりません。
確かに出てしまった症状を抑えることも大切ですが、低体温(平熱が36度を下回る)、腸内環境の悪化などによって免疫力が落ちていることなど、現代人が見落としがちなことを改善することによってさまざまな病気、症状が改善されますので、食生活、生活習慣を見直し、アレルギーに強い身体を作ることのほうが非常に大切なのです。
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