花粉症の治療と症状別対策!TOP > 関連ニュース > 農林水産省が花粉症対策強化の方針

農林水産省が花粉症対策強化の方針


農林水産省「松岡農林水産大臣」は、2007年4月6日、閣議後の記者会見で、「
花粉症対策を強化する」方針を示し、花粉症対策が加速化することとなりそうです。

農林水産省は林野庁にプロジェクトチームを設置し、花粉の少ない樹木(スギ)の品種への切り替えを進めるとともに、間伐で花粉の発生源を減らし、どの地域の森林の花粉が「首都、近畿、中部、北九州の各都市圏」に影響を与えているかを調査し、間伐をする重点地域を絞り込む方針で、2008年度予算に必要経費を盛り込みたい意向です。

松岡農相は「花粉症は社会問題化し、国民から対策強化への要請が強まっている。5年か10年かはわからないが、年限を定めて抜本的な対策をしたい」と意欲を示し、具体的な対策としては、花粉が少ない品種の苗木の生産体制の拡充や、間伐費用の助成などを検討しているようで、2008年度から本格実施に移す考えのようです。

林野庁はこれまでも花粉症対策に取り組んでいましたが、全国に450万ヘクタールある杉林のうち花粉の少ないスギに植え替えたのは160ヘクタールに過ぎず、対応が遅いと指摘されていました。

平成19年4月16日・NIKKEI NET.より一部引用

「遅すぎ・・・」

花粉症って、ここ何年も大きな問題となっているのに、やっと本腰を入れて対策に乗り出すなんて。相変わらず日本の政府は対応がすべてにおいて遅いよなー。

まっ、それでもこれからやっと花粉症対策が加速することとなりそうなので、花粉症で苦しんでいる方にとっては朗報ですね。

今後は上辺だけでなく、効果的で、早急な対策を行ってもらい、国民病となった花粉症患者が減少していくことを期待したいですね。

スポンサードリンク