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レーザー治療


花粉症のレーザー治療は、近年もっとも注目を集めている花粉症の治療法で、特に鼻づまりを改善する効果が最も期待できます。


 花粉症のレーザー治療



花粉症のレーザー手術は、鼻の穴に直接レーザー光線を照射して、鼻の粘膜をやんわりと焼きます。


すると、花粉(アレルゲン)が入ってきても、粘膜の過剰な反応を抑えることができ、結果、鼻水、鼻づまりなどの症状を押さえる効果が期待できるのです。


レーザーの照射は両鼻で20分もあれば終了します。レーザーが照射されても痛みや出血もほとんどありませんが、鼻の中は、レーザー光線に焼かれ、しばらくの間は鼻の粘膜がかさぶたのような状態になり、鼻炎や鼻づまりの症状が強くなることもあります。


しかし2週間程度でアレルギー反応の起きにくい粘膜が再生され、それ以降、花粉などの抗原(アレルゲン)が入ってきても、この粘膜上でアレルギー反応を起こすことはなくなり、花粉症の症状がなくなるというわけです。


レーザー手術後はすぐに帰宅でき、入院の必要もなく、副作用の心配もほとんどありません。理想的には2週間に1度、4~8回照射した方がより効果があがるようです。


花粉症の場合、症状が出る前に手術した方が効果が高く、花粉の飛散が始まり、発症してからでは、手術が受けられないこともあるので注意しましょう。


またレーザー治療は、局所(鼻の粘膜)だけなので、花粉症そのものが完治するわけではなく、個人差があるので、確実な治療法ではありません。


また半年~2年経つともとの粘膜に再生し、効果が薄れてくることも否めませんが、その場合、再照射をすればほとんど大丈夫なようです。


現在この花粉症レーザー治療法は健康保険が適応になったため、両鼻で1万円前後とお手軽で、子供にも手術できることから、この治療法を選択する患者も多いようです。


レーザー治療を選択した場合、一番重要なことは安心して治療を受けられる病院を選択することです。病院を選び、最終的にレーザー治療を受けるかどうかを判断するのは自分自身なのですから。




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