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ヨモギの症状・飛散時期


ヨモギ花粉症


ヨモギはキク科・ヨモギ属の多年草(高さ60~120cm)で、葉の形がキクによく似ている日本ではもっとも身近で、本州、四国、九州、沖縄など全国の至るところに生育している植物です。


 ヨモギの特徴と飛散時期



ヨモギ(蓬)は、市街地・道ばた・堤防・空き地・平地・山野など、雑草のようにどんな場所にでもたくましく育ち、どこにでも自生しているため、山里に分け入らなくても普段の生活圏でも手軽に手に入る、日本人にはなじみ深い山野草です。


ヨモギは夏から秋にかけ目立たない花を咲かせるので、ヨモギの花粉の飛散時期は8~10月(東北以北では8~9月、九州では9~10月)です。


またヨモギは、別名「モチグサ」と呼ばれ、昔から草もち・ヨモギ餅などで親しまれています。


ヨモギ花粉症患者の多くは、セロリアレルギーを合併していることが多いヨモギ花粉症患者の多くは、セロリアレルギーを合併していることが多く、セロリと同じセリ科の植物のニンジン、その他メロン、りんご、スイカなどで果物過敏症(食物アレルギー症状・口腔アレルギー症候群)を起こすことがありますので注意しましょう。


日本各地に自生し、薬草に、あるいは食材にと、昔からさまざまに用いられてきたヨモギ。


入浴剤・化粧水に使用されたり、切り傷にはヨモギをあてて止血したり、韓国では肌荒れ、冷え性、更年期障害、便秘、不妊症など多くの効果が期待できると昔からヨモギ蒸し(サウナ)が行われてきました。


ヨモギの葉緑素(クロロフィル)は強力で、浄血・増血・殺菌・制菌・新陳代謝の促進・抗アレルギー作用などの効果が確認されていますが、このヨモギの花粉が原因でヨモギ花粉症患者が増えているとは皮肉なものです。


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