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生活環境(住環境)


生活環境の変化も花粉症患者増加の原因の1つです
花粉症の増加原因と生活環境(住環境)の変化も関係があるといわれています。


戦後サッシ窓の普及などににより、日本の住環境は気密性が向上し、エアコンなどの普及により1年中室内が一定の温度に保たれようになりました。


しかしこの結果、ダニやカビ、ハウスダストなどのアレルギー症状が増える原因となり、これらの通年性アレルギー患者の方の約7~8割が花粉症などの季節性アレルギーも発症するともいわれているのです。


 地方に比べ都市部に花粉症患者は多い



特に地方住民に比べ都市住民に花粉症患者が多いのは、大気汚染、生活ストレス、生活習慣(住環境)が影響しているといわれています。


都市部では道路が舗装され、周りがアスファルトだらけになったことにより、本来ならば自然と土に吸収されるはずの花粉が、常に空気中をさまよい、再飛散するようになったこともその1つです。


また都市部での不規則な生活習慣(睡眠不足)は、自律神経が乱れ、免疫機能が正常に働かなくなり、アレルギーを引き起こす大きな原因になります(アレルギーは免疫機能の異常で起こる症状です)。

花粉症患者は都市部に多い
さらに都市部に限らないかもしれませんが、現代のストレス社会、運動不足(体力低下)が花粉症患者の増加と関係していることも否定できません。


難しいかもしれませんが、適度な運動と、ストレスをためない生活をこころがけることが、花粉症を予防することにつながるのです。


こうしてみると花粉症は生活習慣病の1つといってもいいかもしれません。薬だけに頼るのではなく、食生活、生活環境を見直し、リズムある生活を取り戻すことも大切なのです。




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